幼虫飼育は楽しい
水 034 旧:十二月二十二日/立春
少し前の写真で恐縮であるが,中之島の大型幼虫である。18gあった。73ミリ程で羽化の記録がある。
肉の付き方が(成虫は細身の中之島であるが)とても魅力的である。
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他のことに気を取られていた。おざなりな幼虫温度管理になってしまい,今年度も大型サイズの羽化は難しい。そもそも20℃とかの温度は三令の中後期には適しているかもしれないが,初二令には不適切ということを失念していた。というか,幼虫回収を諦めていたところにかなりまとまって採れたのでそれで満足してしまった。
今年は(今年も)6月のセットでさっぱり♀が産卵せず,晩秋にずれこんだ。よって実現不可能だったが,初二令幼虫は盛夏に管理できると生育がよく,当然連動して成虫の羽化結果も明らかに良い。盛夏の部屋の温度はクーラーを使っても26℃くらい。このくらいの温度帯での管理が一番よい。
分けて管理してるはずのネブトケースであるが,ケースによっては幼虫がまだまだ蜜になっている(温かい底に集まってきている)HRNマットのライトT4追加購入してきて,さらにケースを追加して分割した。
年末に菌糸瓶など投入後,温室の設定温度が20℃。低温過ぎて初二令の成長が全然見えず。23℃に設定上げる。さらにマットの瓶に水を追加。(水分量が少なめだったので乾燥気味,いい加減な管理)
ノコギリと合わせて夏からほったらかしだった,ネブトクワガタ(種子島産)。沢山幼虫が見えるなと思っていたら中ケース2個に爆産していた。HRNマットのライトT4を追加しながら,10ケースに分ける。今年はノコギリよりもネブトに期待かも。
例年に比べたら圧倒的に少ない幼虫たちを一応オスメス判別(してるつもり)で菌糸瓶とマットに振り分ける。菌糸瓶は SRD菌糸瓶の500(一本200円)使用。マットはフオーテック製を注文しておいた。数が少ないので作業も早い。全部で90匹程度。
さらに羽化個体取り出し。Aランク個体は数匹だった。
兵庫県のお知り合いの方に10匹程発送。(いただいたお歳暮のお返し)
今年は例年以上に羽化不全が多かった。
引き続き,瓶を開けてみる。70超える個体は少ないのだが,かなり美形の顎&体の♂がでてきて,少しやる気回復モード。 今年の産卵ケースも確認すると,卵が確認できてなかったケース底にも幼虫が見える。
職場の人に頼まれて(お孫さん用),♂を何匹か差し上げる。たくさん瓶を開けてみたところ,まだ蛹だったり,羽化直後の個体が多い。
越冬♀は15匹セットして2匹のケースで産卵〜孵化確認(あくまでケース底を観察した範囲)。昨年までにはない厳しい状況。
産卵の状況が非常によくない。産卵していない♀が多い。産卵されてもケースの底に見れる卵が数日で潰れる。♂と♀を入れ替えてみたり,餌を替えた。再埋め込みもトライ。マットの水分量やら圧,深さなどいろいろ試してみても改善の様子なし。かなり危機感。
昨年度羽化トカラ個体。ワインセラーで保存していたもの四月末より取り出して生存確認しており,ほぼ出そろった。使えそうなもの♂11(うち5匹は室温で保存できたものー昨年活動開始するかどうか微妙だったため)♀は22匹。越冬中★となったものは♀2匹程なので管理状況はそれほど悪くなかったかも。ワインセラー温度は14〜17℃。気温も上がってきているので6月初にはペアリング開始したい。
38a1系。オスメスの判別してオスは菌糸Aまたは1600のマットへ。13匹から2匹減。(だいたいが孵化したてのタイミングでの割出しが原因)今年度の中之島は318から2減って316匹。温室のサイズ的にもこの位がちょうど限界。
e4 12匹(と卵数個)。 d(34.1mm) 卵のみ20個。dは全く孵化していないが,しっかり膨らんで来ている卵なので孵化を期待して温度を少しかける。
引き続き,こまごまと少しずつ幼虫の回収が進む。a3 26匹(と卵4個)。 a9 2匹(と卵16個)。
こまごまと少しずつ幼虫の回収が進む。e1 17匹。 e5 1匹(と卵1)。b2 7匹(これはケースの底に一つも産んでおらず意表をつかれた)。a4 2匹(卵3個)。
現在ペアリング中の♂♀が7ペア。産卵中の♀が10匹程。なかなか進まないが気長につきあう感覚で。
越冬させる個体の状況も確認必要。
今年産卵の姿は見えながらなかなか孵化が起こらない本宅メイン系統a
産卵できるか確認用にセットした瓶より8匹初齢回収できた。卵が全部孵化。原因も不明ながらとりあえずは最初の回収にほっとする(わずが8匹であるが)。
今シーズン羽化の若い♀の産んだ卵,頼りなげに見えていてずっと観察していたが,今夜やっと幼虫の姿を確認!
♂とのペアリングが8/12からの一晩だけ,産卵一番を詰めたケースに入れたのが14日。とにかくホッとできた。
他のケースはというと,あまり卵の数も見えず苦戦中。今年も幼虫回収作業が11月末までかかりそうな予感。
昨年12月最終的に520匹程幼虫が採れたのだが,無事に羽化しそうな♂が100前後,♀は多く見積もって280くらい。
だいぶ♂を中心に★になってしまい。一番の誤算は,格安不良マット(というか殆ど殺虫マット!)を使ってしまったこと。これを使用すると完全100パーセント死亡。♂を50近く失った。16〜18の順調に育っていたものも多く,被害甚大。
幼虫飼育の管理用に1101.comの「ほぼ日手帳」を長年活用しています。文庫本と全く同じサイズです。良いところは,とても基本的な所ですが,紙の質です。一日一ページで相当の枚数になりますが厚くならない薄い用紙,そのくせ裏写りのないしっかりした質です。書き終えたページを読見返すという行為は手帳にとってとても意味のあることなのですが,薄い紙質のせいでしょうかあちこちめくり移動するのがとても快適です。これはおそらく他の手帳では味わえない感覚だと思います。
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